ガイドブックに載っていない奄美の社会性、政治、経済、文化、通俗、習慣、現状や意識などについて、ありのまま、感じたまま、見たままに書いています
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

歴史的な大雨被害となった奄美地方、台風銀座なので風には強いのですが、雨には弱かったのかな?と驚きでした。
このブログを読んで下さっておられる方から、多くのお見舞いのコメントを頂戴致しました。心から感謝申し上げます。有り難うございました。

奄美大島は90%が山林地帯で、海岸線に流れ出る河川敷となる少しばかりの平地に、自然発生的に集落が出来ている所が少なくありません。また、山と山の間を流れる河川沿の細長い平地に、人家や耕作地が出来て集落を形成している地域もあり、住用町はこのいずれかの地形に全ての集落が該当しています。そのために、今回の大雨の被害も大きかったのではないでしょうか?

また、戦前までは集落を結ぶ道路は山を登り降りするルートでしたが、昭和30年以降海岸沿いの山肌を削り取った海岸線ルートが整備されてきました。それに加え、いくつものトンネルが掘られていて、ニュースに出ている住用町へ奄美市の市街地から行くまでに、5つものトンネルを通らなければならないのです。

このような地形的な原因から、これまでにも海岸線の道路は雨による土砂崩れが多くありましたが、今回のように同時に30箇所近い場所での、しかも大規模な被害は経験したことのないものです。

まだ、被害の詳細が判らず、ライフラインも復旧していない所もありますので、これ以上の被害が起きないように願っている所です。まだこれからも雨が続くようですので、2次災害への警戒は当分解除されないようです。
                        大浜夕日burogu


スポンサーサイト

【2010/10/22 11:19】 | 地域情報
トラックバック(3) |


モルチー
ご無事でなりよりです。

被害のお見舞いを申し上げます。
まちかどギャラリー小町
こんにちは、まちかどギャラリーです。

このたびは大雨の被害が大きくて、大変でしたね。

ニュースを見るたびに、心が痛みます。

少しでも早く復興できますように、そしてみなさまが
元気になれますように。

お祈りしています。



大雨大丈夫ですか
hirosouta
こんばんは。ニュースで見ましたが雨の被害が

スゴイみたいですが大丈夫でしょうか?



大変ですね・・・(T_T)
ネコ&ばく
先日は弊ブログにご訪問ありがとうございました。

甚大な被害情報を耳にして心配しております(^^;)
祭囃子さんは御無事なようで一安心ですが

不幸にも被害に遭われた方々のご冥福と
一日も早い復旧をお祈りしております m(_ _)m


あかちん
すずめさんと連絡が取れないと多くの方が心配されておりましたね。
町興しのチャンスと捕らえて、前向きに進むしかないですね。応援してます。


みやっち
こんばんは
連日のようにテレビで放送していましたが
大丈夫でしょうか。


とりあえず
ナカ
ご無事で何よりです。
まだまだイロイロと大変なようですが、一日も早い復旧・復興を心より願っています。


kabocha-oyaji
こんばんわ。
ブログが動いた...ということで一安心。
普段の生活が一日も早く戻りますように。

無事でよかった
いもはだし
こんばんは
訪問いただいてからブログを拝見しておりますが災害以降更新されていないので心配しておりました。ご無事でなによりです。台風が近づいておりますのでお気をつけ下さい。


ハンター
こんにちは! 奄美はやはり素敵ですね。

奄美を出てから20年余り、、、
奄美時代を懐かしく思いながら拝見させて頂きました。
先日の災害は本当に大変でしたね・・・。
わんの実家は市内なので比較的災害は少なかったようですが、
住用町の方は特に辛い思いをした事だと思います。
一日も早くみなさんの笑顔が戻れるように願うばかりです。

これからも奄美の情報をお願い致しますね。
「ぽちっ」っと、応援完了です!!

コメントを閉じる▲
先週(10月15日、16日)奄美大島の南にある瀬戸内町で、クロマグロの国際シンポジウムが開催されていました。奄美はクロマグロの養殖に適した自然環境があり、養殖クロマグロの出荷量日本一で、全国の約50%を占める養殖基地になっています。また、瀬戸内町だけでも、120人の雇用があると報じられていましたので、地元にとっては有り難い存在であると思います。
ところが、現地雇用が120人ということと、地元漁協に漁場の借用料が入っている他に、これといった恩恵はないようです。例えば、日本一のクロマグロ生産地という優位性を活かした地域振興策などは、これまで全くと言っていいほどなされてきていません。そのために、今回のシンポジウムの意見交換でも、以前から意見のある「クロマグロを地元で食べられる店を・・・」などといった全く変わり映えのしないものばかりでした。
近畿大学の水産研究所も誘致されてきており、20名ほどの雇用がありますが、それくらいの雇用では回収できないくらいの莫大な金額が、地元自治体である瀬戸内町から支出されています。かと言って近畿大学が、地元企業と友好的にビジネスを展開しているかと言えば、そうではありません。例えば、本土の大手すしチェーンなどを相手にする際の卸価格と地元企業相手では大きく差があり、その他の条件面でもかなりの差別化がなされています。

内発的に起きてきた地場産業ではなく、様々な優遇措置の恩恵を受けて誘致されてきた企業に多くのことを望むのは妥当ではないかもしれません。ただこれからでも、観念的な地元との連携ではなく、地元の企業や人と同じ目線まで降りてきた形ある地域との連携、共同などが推進されないと、誘致企業だけは安泰で、肝心の地元が廃れていくことになりかねません。
事実、瀬戸内町は激しい人口減少に歯止めがかからず、財政面でも非常に悪化し、生活扶助世帯が増加してきています。今こそ、何とか自分たちの足で立つ創意工夫や努力をする時期ではないかと思っています。
これは瀬戸内町だけのことではなく、奄美の全自治体に言えることなのではないかと思っています。
リトルタイガー-crop


【2010/10/19 18:03】 | 奄美・産業
トラックバック(3) |


kaminomoribito
こんにちはです。

今日(21日)は、そちらは大雨だったそうですが、無事に過ごされていますか?

折角のシンポジュームも「新提案なし」では味気なさすぎますね。


モルチー
今テレビつけたら、奄美大変そうですが…
気をつけてくださいね


gg
大雨でとんでもないことになっているようですね
激甚災害に指定されそうな被害ですね
大きく被害を受けていないことを!

大丈夫でしょうか
塾長
えらいことになってるみたいですね。

テレビを観てびっくりしています。

御身体は大丈夫でしょうか。

はじめまして。
おいやん
奄美大島の災害、心配しています。
これ以上被害が大きくならないように
祈りながらニュースを見るしかないのですが
早く、おさまるといいですね。




めんそ~れヤノカナ
今日も奄美は雨だそうで……v-399
大丈夫でしょうか?


kabocha-oyaji
想像もつかない雨量!!!
無事であることを祈ってます。

御礼
奄美すずめ
kaminomoribito様
モルチ―様
gg様
塾長様
おいやん様
めんそ~れヤノカナ様
kabocha-oyaji様

昨日の奄美の大雨に対しまして、皆様からお見舞いのコメントをたくさん頂戴致しましたことに、心より御礼申し上げます。
有り難うございます。
私の方は市街地であるために、お陰様にて無事です。先ずは皆様への御礼と無事の報告とさせて頂きます。 
奄美は過去には台風銀座で大雨にも慣れていますが今回のようなことは初めてです。
知り合いも多いので無事を祈っています。




naraspa
ご無事でなによりでした。

naraspa様
奄美すずめ
ありがとうございます。
雨は降り続いています。
これ以上被害が増えなければよいのですが・・・

コメントを閉じる▲
商店街

商店街の中でも比較的人通りの多い方の「奄美本通り」ですが、ご多聞にもれずご覧のようにシャッター街になってきています。商店街は10年計画で区画整理事業が行われ、かなりの建物がスクラップ&ビルドされることになっています。しかし、4割以上の方が建て替えを希望してないので、店舗数は激減することになります。郊外に大店舗ができ、人口減少、消費行動の変化など様々な要因を抱えて、今や瀕死の状態の商店街となりつつあります。商店街活性化にこれまで多くの助成金・補助金が投入されてきましたが、その効果は写真をご覧いただく通りです。

地域全体の商業販売額が著しく減少していく中でも、商業の小売業は1店舗あたりの従業員数を増加させてきており、大島紬低迷による製造業からの雇用の受け皿となって、経営の苦しい中頑張って地域に貢献してきました。この雇用の受け皿となってきた店舗が4割近くも消滅するということは、これまで以上に雇用環境が悪化することを意味しています。
現在商店街のあちらこちらでビルの解体が始まり、同時に閉店廃業する店が出てき始めました。 その中で明後日の10月20日に、35年間商店街の中で営業していた喫茶店が閉店することになりました。閉店広告が出てから往時の常連客で少し賑わっていますが、経営者ご夫婦は立て替えて営業を続けられる意志はなく、子供さんのおられる鹿児島市に転居されるそうです。また、この喫茶店より先に、北海道からIターンしてきていたご家族が経営していたカフェレストランも閉店し、北海道に引き上げていかれました。今までも人口減少が続いてきましたが、今回は目に見えて人口が減少していく様がわかります。

地域の活性化は役所の組織に合わせた分割的ではなく、地域全体で統合的にマスタープランを策定する必要があると思います。特に奄美のように他地域からの日常的な流入人口や資金もない地域では、農業、観光、製造業、福祉、教育など全ての分野がリンクしているので、殊更に縦割り・モジュール(分割)的ではなく、統合的に立体的に活性化戦略を策定する必要があると思います。これは都会で講じる方法論と異なるところだと思います。
換言すれば、地位全体を一つの企業として考える視点が重要だと思うのです。そのためには、役所の人間も民間もイーブンの立場で物事を考え議論するといった環境を創り出す必要に迫られてきます。このような環境ができて、地域活性化の実をあげつつある自治体も出てきました。

商店街活性化も農業振興も観光振興も同じ町で起きている問題として、より多くの人を巻き込んだ議論にしていくことが急がば廻れだと思うのです。
商店街が何故か古いアルバムを開いたようにセピア色に見えてき始めたのは、私一人だけでしょうか?

くせ毛


【2010/10/18 18:54】 | 奄美・中心市街地活性化
トラックバック(2) |


果樹園の昼寝・ROMI・フルーツの庭
こんばんわ。
商店街の低迷はここ山梨も同じ。
県の中心である甲府駅前ですらシャッター通り化。莫大な資金を投じても改善は出来ません。
郊外の大型店・モールもここに至って変化が、
集客数の大幅な減少傾向が始っています。
消費の志向が変わってきた事がはっきり見えます。
観光についても富士河口湖も大きな変化があります。
①団体旅行は中国人ツアーばかり
②マイカー族の家族ずれは外食・お土産の消費が無い・
③単なる観光がなくなり、スポーツなど特定の目的で来る人が増えたため、土産物の購入が少ない。
・・・改善の企画は今までの目では役に立たない
消費も観光も新しい形に変わってしまったようです。



島jiji
名瀬の街もそこまで来てしまったんですか! 大型店舗がいろいろ進出していて、戦国時代という印象でしたが、小売店、専門店が生き残る余地はなくなったんでしょうか?

田舎はどこもそうですが、最大の産業は公共事業です。一定の生活水準を維持しているのは公共団体の専従職員だけ。採算を度外視してやれる部門だけが羽振りがいい。

ならば、民主党もまともに考えていない「コンクリートから人へ」 を本気でやればいい。居直って“穀つぶし産業” を見直す。

教育・福祉・医療を土木・建設をしのぐ最優先の産業にする。…採算の合わない事業こそ地域を、ひいては日本を豊かにする。

さしあたり、役場の職員を2倍にする。当然、給与は半分。働きも、今よりきつくなる人もいるかもしれないが、半人前で結構。

生活費が足りない分は、みんな兼業化して、農林漁業、製造業、サービス業の生産現場の先頭に立ってもらう。食糧を部分的にでも自給できたら妻子を飢え死にさせることはないだろう。

教育については、子弟を生活費の高い島外の学校にやらなくてもいいようにする。その前に、お役人の怠慢とご都合で統合した小中学校を復活させる。高校も原則として自転車で通学できる距離内に再配置する。

出来るはずがない…という問題ではない。文部省、県教委をつぶしてでもやらなければならないことです。首都と県都に役所だけが残って、地域に学校がなくなるということこそ異常です。

大学、短大、各種研究施設は島に来てもらう。奄美には他の地域にない恵まれた条件があります。宗教・文化の風土、特異な自然環境…。いま、鹿児島市や首都圏にある高校、大学、研究機関を誘致するのも夢ではない。

無茶苦茶なことを言うようですが、さしあたりミッション系の分教場、研究施設を招くことは非現実的な話でもなさそう。キリスト教の信者が格段に多い地域、人脈もあるのでは…。 

果樹園の昼寝・ROMI・フルーツの庭さんへ
奄美すずめ
おはようございます。
仰るように、消費者の消費傾向も変容してきていて、そのあおりをまともに受けているのが、東京や大阪などの大都市圏以外の地方だと思います。その点では二極化が更に進行中だと思います。交通手段が進歩すればするほど、地方はストロー現象でより都市部に消費は移行していっています。
観光を前面に出した地域振興については、消極的な経済論も出始めております。
奄美もスポーツ合宿誘致をはじめ10年余になり、年間千人単位の選手が来られていますが、ご指摘のように飲食や土産購入などの地域への恩恵はごく僅かなもので、地域経済への後押しにはなっていません。
受益範囲の広い産業を模索していくことが大切で、その際のコアになるのが農業・製造業だと考えています。
仰っておられるように、新しい形への試行を考える時期にきていると思っていますが、いかがでしょうか?

はじめまして
奄美すずめ
おはようございます、はじめまして。
島jijiさんは、名瀬の街をよくご存じなのですね。もともと、トカラと奄美は兄弟島ですしね。
商店街も全く生き残る余地がないこともないと思うのですが、現在の行政の施策では商業理論やマーケティング、消費経済などが理解されていない中での計画ですから、好転する可能性は難しいのではないかと思います。
また、公共工事に依存しない産業振興が重要だと思うのですが、これについては政治家、つまり議員、首長がその方向性ではないので、これも現在ではかなり困難のようです。
結局、島jijiさんがご指摘されるように、公共団体の専従職員、役場職員の意識や行動の改革から始めることがいいのではないかと思いました。
これからもいろいろなご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願いします。

コメントを閉じる▲
20101016081059.jpg


鹿児島県は農業生産額が全国でもベスト5に入る農業県です。しかし、農家の所得率になると全国都道府県中40位前後となり、農家所得の低さが浮き彫りになってきます。単純に考えても生産額が高いのに農家所得が低いということは、農業従事者は中間利益者のために生産供給していると考えざるを得ない状況だと思うのです。資料が少し古いのですが、平成17年の鹿児島県の農家一戸当たりの生産農業所得は145万2千円しかありません。
そこで同年の奄美の農家一戸当たりの生産農業所得はというと、102万5千円と鹿児島県平均より更に30%低くなるのです。年間102万円の生産所得では、到底生活していけないのではないでしょうか。このことから、私は流通体制を含む商流そのものを見直さなければ、農家所得の向上は困難であると思うのです。

また、日本の食糧自給率はカロリーベースだと約40%となっていますが、生産額ベースだと約70%あります。70%で約10兆円の生産額ですから、食糧原料供給額は輸入も含め約15兆円市場となっています。そして、食糧の最終消費額は約75兆円とされていますので、加工・流通販売・外食産業などの市場がいかに大きいかがわかります。この大きな市場に農業従事者も参入することで、収益構造を変えられる可能性が出てくるのです。
私はこの数字の裏付けからも、農業従事者が加工・流通販売までを何らかの形で手掛ける「6次産業化」への転換を提案しています。これには個々の農家単位での構造変革は難しいものがありますので、地域の行政と官民一体となった初期の取り組みが必要だと思っています。この取り組みは農家だけではなく、地域全体の製造業や販売業、そして観光業などへのシナジー効果も大きく、地域内において受益範囲の広い複合産業化が実現する可能性があります。
もちろん各地域の実情に応じた戦略やスキームの構築、そしてリーダーが必要になってきます。これは地域内で賛同共感する仲間を地道に広げていく中で、「自ら育つ、育てる」人材育成の環境を創造していくことが遠回りのようですが、地域の意識変革にもつながっていくのではないでしょうか?

農業問題については今後も思うことを発信していきたいと思っていますが、奄美だけの問題でもないと思いますので、いろんな角度からご意見を頂戴して意見交換ができたらと願っております。


【2010/10/17 16:51】 | 奄美・農業
トラックバック(1) |


あかちん
農協職員の給料は高いですね。
農業にまとわりつく人たちに吸い取られないような仕組みを作ってください。
奄美すずめさんがリーダーになるんです。
がんばって。


kaminomoribito
こんにちはです。

こちらで農家を営んでいる知り合いの話では、「農家そのものに古い体制が根付き過ぎている事が問題だろうね」と、言っていました。
婿養子で後継ぎを決意したその知り合いでさえ「しこたま泣かされる」そうです。
大きく変わる為には・・避けて通れない問題かもしれませんね。


みやっち
こんばんは
こちらの農家でも、経営破綻を起こして
生活できなくなっている人が、ちらほら出
はじめております。実家も4、5年前までは
400万ぐらいの所得があったのですが
今は、200万ぐらいがいいとこです。

この不景気もあと20年~30年くらい
続くのではないでしょうか?早く住みよい
日本になってほしいものです。


しゅりの里
高知の山過疎地域においても、深刻な問題です。
利益率が低いから、生活が成り立たない。
生活が成り立たないから、若者が流出する。

結果・・・過疎化が進行する。

いかに付加価値をつけたかたちで、外貨を仕入れるか?それがキーポイントになりそうです。

しゅりの里という名前の由来は、沖縄ではなく、
高齢過疎化の進む 里 を 守る

守里(しゅり)の里からきています。

みんなでいかに地方の農業が活性化されるか
知恵を出し合っていけたらと考えてます。

あかちんさんへ
奄美すずめ
こんにちは。
仰るように、農家のためになっていない金融機関に特化したかのようなJAも、時折見受けることもあります。
今後はJAも流通チャネルとしてとらえ、農家が利益の上がるチャネルを開拓し、JAもその選択肢の一つとして位置づけるようなことも必要になってくるのではないかと思います。

みやっちさんへ
奄美すずめ
こんにちは。
みやっちさんが書かれているように、農業王国鹿児島といわれながらも、農家の現状は厳しいものがありますね。それに加え、国の農業政策は後退しているような感が強いので、何らかの対抗策を農家自身が模索していかないと、収入はさらに落ち込んでいくのではないかと危惧しています。
景気は円高がさらに深刻化しそうですので、早々の景気回復は望み薄いのではないでしょうか?

しゅりの里さんへ
奄美すずめ
こんににちは。
しゅりの里の由来、皆様の「里を守る」という決意が現れた素敵なネーミングですね。
中山間地域におかれては、仰るような課題が日々深刻化しているのですよね。これは全国共通の課題だと考えています。
釈迦に説法だと思いますが、私は中山間地域においては、「少量、多品目、高付加価値」の方向性で、労働力の高齢化、狭小耕作地といったデメリットを補い、加工をすることで価値を加え、先ずは利益の確保を優先させることが必要ではないかと考えています。
もっと具体的な意見交換の場になればと念じていますので、これからもいろいろとご意見下さいませ。


Re: kaminomorinitoさんへ
奄美すずめ
> こんにちは。
> ご指摘の「農業を営む側にも古い体制が残っている」という点に関しては、確かにあると思います。農家所得向上のためには、これまでのやり方が悪いというのではなく、利益率を向上させるための更なる工夫を、既成概念から抜け出たところで模索することの必要性だと思っています。ゼロベースで現状を俯瞰し、利益向上のための仮説検証を繰り返していくことで、新しい方法論(体制)が必ずみつかってくると思います。
> 「しこたま泣かされた日々」が、「あんな時代もあったよね」と、笑って言える日になったらいいですね。


コメントを閉じる▲
あやまる岬

今日は月に一度の母の通院日ですが、昨日が母の誕生日であったことと天気も良かったので、少し遠出をしてドライブに連れていきました。行先は写真をアップしている「あやまる岬」です。場所は奄美大島本島の北に位置し、太平洋に面している岬です。太平洋に面していて広々とした風景は、奄美に住む私も来るたびに感嘆しています。今日は天気が良かったので、海の色がとても綺麗で透明度も抜群でした。

あやまる岬のある奄美市笠利町は、山地の多い奄美大島本島の中でここだけは平地に恵まれており、農業の盛んな地域です。サトウキビの栽培が主でかなりの面積がサトウキビ畑となっています。母は広々とした農地をみながら、「笠利はいいねぇ、こんなにも広い畑地があって・・・」としきりに感心していました。また、「それでも農業だけではこれくらいの畑があっても、中々利益もあがらないからねぇ」と呟いているのです。

サトウキビ畑を眺め、母の呟きを聞きながら、「農商工連携」と「6次産業化」の違いについて考えてみました。
何気なく聴いているとよく似た内容に受け取られがちですが、ビジネスの在り方としては根本的に違うものだということを認識する必要があると思っています。
私は「6次産業」化は、1次産業従事者が2次の加工、3次の流通販売まで手掛ける一貫体制の確立化によって中間利益も収受することができ、その収益を合わせて農家所得の総体的向上を果たせるものと考えています。
一方「農商工連携」は、1次産業から3次産業までのそれぞれの立場の企業などが連携してやろうとするもので、スキームの組み立て方によっては、栽培下請け、加工下請けになるようなケースが出てこないとも限らないのです。3次の流通販売側からの働きかけによって、1次(農業生産)と2次(加工製造)連携するケースの場合は、主導が3次側にあるために1次や2次の従事者や企業の利益が薄いということが起きてきます。
「6次産業化」は1次の農業従事者が主体でその所得向上が目的ですが、「農商工連携」ではそれぞれの立場はイーブンなので、農業従事者の所得向上だけが目的ではありません。

私は奄美の農業所得向上のためには、本土の加工業や流通販売企業と連携を組む農商工連携ではなく、奄美地域の中で統合的にモノづくりをする6次産業化が必要だと考えています。内発的自立のためには、1次産品の出荷のみや生産下請け地域としてではなく、市場競争力のあるメイドイン奄美の商品を創出し、国内外の市場に流通させていくことが重要であると思っています。
このことは夕張市のことを勉強して確信するようになりました。
夕張市は夕張メロンという1次産品としては強いブランドを持ってそれなりの市場規模を持っていますが、夕張メロンを使った関連商品の市場はメロンそのものの市場よりはるかに大きいのです。たとえば夕張メロンゼリーやキャンディーなどの関連菓子の市場は数百億円規模と言われています。ところが、残念ながらそれらの工場の多くは夕張市以外にあるのです。そのために折角「夕張メロン」という素晴らしい地域ブランドを有していながら、それを地域の産業として活かしきれていなかったのです。

奄美の農業も6次産業へと産業構造自体を転換させていくことで、農産物の関連商品化を図り利益構造自体を拡大させていくことが望ましい姿ではないかと思っています。

     20101015192753.jpg

【2010/10/16 18:56】 | 奄美・農業
トラックバック(0) |


あかちん
奄美っていう言葉は東京育ちの私にとっても既にプレミアムありますよ。6次産業+ちょっとヒネリ=奄美の幸せみたいにできると思いますよ。
がんばって下さい。


果樹園の昼寝・ROMI・フルーツの庭
おはようございます。
日本はいずこも同じ農業問題を抱えています。
山梨の果樹地帯でも、農協出荷の桃1個70円平均
首都圏の販売価格は1個250円。
共同出荷の作業経費を引かれ資材を引かれ農家は喘いでいて、後継者が皆無に近い現状。
生産から販売の農業経営、かつ農産物加工と販売及び観光化を地域・県の取り組みで勧めるべきですが。
①行政にもリーダーはなく地域にも居ない・・・?
②個人で栽培生産から販売営業、加工までとなると厳しいです=私は試験的に行っていますが。
基本的に商業者が農業問題の解決に加わるのは問題「農家が餌食になりかねない」と思いますし、
商業者は概して国益よりは私欲の走りすぎます。

私は加工品にきび砂糖を使用します、生産地から直接購入が良いと思っています。
日本の中で農地を守らないと農地も北海道の森林のように中国企業に買収されます。
国内の国内産農産物は姿を消し、日本の胃袋は中国に握られるようになり、
胃袋を握られることは政治も握られかねない危険があると危惧しています。

これからも宜しく いろいろなご意見を拝読させて頂きます。



こんにちは
奄美すずめ
こんにちは。
いつもコメント有難うございます。
仰る通りに、ちょっとのヒネリを地域が自力で、総合力で考えだすということが肝要かと思います。そういった気運が高まるように、地道に発信していこうと考えています。
ご声援有難うございます。

はじめまして
奄美すずめ
果樹園の昼寝・ROMI・フルーツの庭さんへ
こんにちは、はじめまして。
仰る通りに、農産物加工と販売及び観光とのリンクなどは、地域行政がスキームを作るのがベターだと思います。個々の農家単位では加工や販売への進出は、労働力の確保や資金面、ノウハウなどで難しいものがあります。加工場の整備や販路の確保といったとことまでは、行政と農家が一体となってインフラを整備し、その後の運用を農家組合などが担っていくという段階的な取り組みが必要になってくると思います。
また、ご指摘の通りに商業者が農業問題解決に関与してくることには、私も同様に反対です。そうなると書かれておられるように、農家が餌食になる、生産植民地になると思います。ために、私は安易な農商工連携ではなく、地域の官民が一体となって、地域内で統合的に6次産業への農業自体の構造転換をしていくことが、農家を農地を護っていくものと考えています。あくまでも主役は農業従事者であると考えています。
これからも、いろいろなことを教えて下さいませ。これからも宜しくお願いします。


コメントを閉じる▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。